通勤の利便性や生活の利便性です。次に住環境。住宅は「環境を買うこと」と言われています。マンションでは管理を買えとも。社会の高齢化も不動産をめぐる環境に変化をもたらします。高齢者のなかでは評判の高い総合病院の近くにある住宅を選ぶ人も増えています。また年を取りクルマを使った生活ができなくなった人は、駅近や買い物に便利なところを求めます。さらに、住宅の維持や管理が負担に感じられるようになると、一戸建てからマンションへの移転も増えていき、郊外の戸建ての空家が増加していきます。
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便利さを求めるのは、高齢者だけではありません。クルマ離れは若い世代にも広がっているので、より駅近の物件が求められるようになり、バス通りの物件は価値を下げていきます。所得の伸びが期待できなくなってきているために、保有コストの高いものも敬遠されます。雪の多い都市では、マンション住まいを希望する年齢層も増加していきます。今後の住宅の選択の視点を挙げてみました。社会や環境の変化は予想できないと書きましたが、人口減少、高齢化、少数世帯主の増加、所得の減少、人口の都市部への集中などを考えながら、住宅の購入や売却を考えることが必要です。